映像関係の仕事をしていると映像制作や動画編集について質問されることが多々あります。
最近多かったのが
ノートパソコンじゃ動画編集できませんか?
という質問。
結論を言えばやろうと思えばノートパソコンどころかスマホアプリで出来るんですよ。
ただ、
やり易いか、やり難いか
時間が早いか、遅いか
その辺に差が出るという事になります。
趣味レベルならノートパソコンでもスマホアプリでも十分ですし、クオリティに関しても時間をかけたらどんなパソコンだろうが、どんなソフトだろうが良いもの作れますしね。
あと古いデスクトップパソコンよりも最新のノートパソコンの方がスペック高い事もあるので
ノートパソコンだから
デスクトップパソコンだから
っていうのではなくてスペック的に動画編集に耐えうるのかってのが大事なんですよ。
フルHDの動画編集でCGゴリゴリ使わなければMacBookで十分ってこともあります。
私自身、動画編集のエディターとして撮影現場でオフライン(仮編集)作業をする仕事があったときはMacBookを持ち込んで作業していましたからね。
ではどの程度のスペックがあればノートパソコンでも動画編集が出来るのでしょうか?
動画編集に必要なパソコンのスペック
動画編集をする際に最低限気にかけて欲しいのは以下の3点。
・CPU
・メモリ
・ストレージ
CPU
CPUは
Central Processing Unitの略
コンピューターの制御・演算を行うところです。こちらの性能の差が処理が速いか遅いかの違いとなってくるので重要なパーツです。
動画編集をするなら「Intel Core i7」にした方が良いでしょう。
とは言えただコストパフォーマンスの面で言えばIntel Core i7とHDDよりもIntel Core i5+SDDの方が良い可能性もあります。
実際のところ中古のパソコンでない限りは動画編集するのにはCPUも気にせずとも動画編集は何とかなります。現状販売されているのはIntel Core i5以上だったりするので。ただ作業効率を考えればCPUとメモリはケチらない方が良いでしょう。
仕事として動画編集を考えている
ストレスを感じずに作業したい
そういう方は「Intel Core i7」にしましょう。
趣味程度の動画編集なら「Intel Core i5」でも問題はないです。
メモリ
メモリは一時的に記憶しておく部品です。一時的に記憶しているというとわかりにくいですが、ソフトを起動して保存するまでの間の作業状況を保存しておいてくれていると思っていていいでしょう。そしてソフトを起動する際に一定数のメモリを必要とします。
ノートパソコンで動画編集をするなら32GBあれば良い方です。
16GBでも出来なくはないですが、モーショングラフィックスもやりたい場合は少し動作が重たく感じるかもしれません。
ノートパソコンだと8GBで販売されているのも多く見られるので動画編集したいならオプションで上げるようにしてくださいね。
ストレージ
他にもHDDにも気にかけたいところですが、ノートパソコンの場合は外付けを頼る方が現実的なのであまり気にしなくても良いです。
金銭的に気にする余裕がある方は内部ストレージはSSD搭載のものが良いので覚えておいてください。できれば256GB以上ですね。
動画編集におすすめノートパソコン
MacBook
MacBookは非常に優れたノートパソコンと言えます。動画編集するなら予算の許す限りフルスペックにしたいところですが、自身の予算に合わせて購入するといいでしょう。
CPUの性能を見ると16インチのMacBook Proであれば動画編集に使っても大丈夫です。
13インチやMacBook Airの場合、スペック面でやや不安が残るかもしれませんからね。
Windows
WindowsはMacで購入するよりも自由が利く分、全てを選びながら購入するのが大変かと思います。
そこでオススメなのは「マウスコンピューター」です。
デスクトップパソコンでもオススメしていますが、ノートパソコンでもオススメしています。マウスコンピューターは受注生産でご注文を受けてから製品を生産するので市販の完成品パソコンと比べて、CPUやメモリー、SSDなど要望に応じた自分だけのパソコンを購入することができます。
動画編集はマウスコンピューターのDAIV
PCやスペックに詳しくない方にも、やりたい事や使いたいアプリから「DAIV」の選べるコンセプトモデルが非常におすすめ。
どんなパソコンがいいか迷っているなら動画編集向けのコンセプトモデルの中から自分の予算にあったものを買えば大丈夫ですよ。
ノートPCで動画編集するならMacBook Proよりもコストパフォーマンスの良い点がオススメです。ただ4K素材の編集には厳しいというスペック。
YouTube編集程度なら文句なしのノートPCです。
価格:119,800円〜
コスパのFRONTIER
コストパフォーマンスで言えば
【FRONTIER】も良いでしょう。
セール品はとにかくコスパが良いです。
サポート面はマウスコンピューターが優れているので、トラブルが起きても自力でどうにか出来ない人にはオススメはしませんかね。
BTOパソコンメーカーのオススメ
・クリエイター向けPC DAIV
・最新GPUも格安構成も自由に選べる!パソコン買うならBTOの【FRONTIER】
最後に
作業効率を考えればディスプレイが広く、テンキーもついているデスクトップパソコンの方が動画編集はし易いです。
しかし単純なカット編集ぐらいしかせず、4Kの素材を扱うことがないのであればノートパソコンでも十分に動画編集は出来ると考えていいです。
副業で動画編集でしっかりと稼ぎたい方はノートパソコンよりデスクトップパソコンの方がいいとは思いますが、たまに動画編集するぐらいならノートパソコンでも十分でしょう。
動画編集をどの程度やるのか…
趣味なのか
お金稼ぐためにしたいのか
その辺の目的と予算に合わせてパソコンは選んでいってください。
10万円以内で買えるノートパソコン特集 なんかも参考にしてみると良いでしょう。
そこまでパソコンに詳しくないという方が一般的かと思いますが、動画編集したいと思ったらコンセプトモデルを参考に予算と用途に合ったパソコンを購入して動画編集にチャレンジしてみてください。