動画編集を始めたい人が増えてきている中で
「どんなパソコンなら動画編集が出来るの?」
「私が今使っているパソコンでも大丈夫?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はこれから動画編集を始めたい方でパソコンはどうすればいいか迷っている方のために動画編集に適したパソコンとおすすめパソコンの紹介をしたいと思います。
動画編集に適していないスペックのパソコンで動画編集しようとすると、編集ソフトがフリーズしたりプレビューがとても時間がかかったりと、とてもストレスのかかる動画編集になってしまいます。
映像業界で働いているプロの私が動画編集するなら気をつけたいパソコンのスペックと動画編集に適しているパソコンを紹介します。
スペックとか言われてもよくわからないという方でもわかりやすい基準を教えますので、その基準をもとにパソコンを選べば動画編集は出来るようになります。
是非、パソコン選びの参考にしていってください。
動画編集をする際に気にした方がいいもの
動画編集を目的としてパソコンを選ぶ際に気にした方が良いものを紹介します。
- CPU
- メモリ
- グラフィックボード
- ストレージ
簡単な目安だと以下の通り
CPU | Intel Core i 7以上 |
---|---|
メモリ | 16~32GB |
グラフィックボード | 「GeForce」「Quadro」 |
ストレージ | 500GB以上 |
CPU
CPUとは
Central Processing Unitの略
コンピューターの制御・演算を行うところです。こちらの性能の差が処理が速いか遅いかの違いとなってくるので重要なパーツです。
CPUはコアの数でも性能が変わってきます。
CPUの核の部分であり、制御部と演算部が1セットになっているものをコアと言うのですが、コアが2つあるものをデュアルコア、4つあるものをクアッドコア、または複数あるものをマルチコアといいます。
有名なのはIntelのCore iシリーズとその下位版のPentium、Celeronですが
動画編集をするなら「Core i 7以上」にした方が良いでしょう。
厳密に言えばコア数やスレッド数によってパフォーマンスが違ってくるんですけど、下手な中古品じゃなければCore i7以上なら問題ないかと。
そしてコストパフォーマンスの良さならAMDのRyzenというCPUもかなり優れもの。
同じ価格帯のハイエンドモデルの「Ryzen 7」だったら動画編集にも最適です。
メモリ
メモリは一時的に記憶しておく部品です。一時的に記憶しているというとわかりにくいですが、ソフトを起動して保存するまでの間の作業状況を保存しておいてくれていると思っていていいでしょう。そしてソフトを起動する際に一定数のメモリを必要とします。
動画編集をするなら32Gあれば良いでしょう。4Kの映像の編集をするなら64Gあるとストレスなく操作ができます。
グラフィックボード
グラフィックボードとはディスプレイに画像や映像を映すための部品です。
CPUやマザーボードと呼ばれる部品の中に直接グラフィックボードが搭載されている「オンボードグラフィック」もありますが、オンボードグラフィックは、独立したグラフィックボードに比べると性能が劣ります。
グラフィックボードの性能はプレビューの表示や動画の書き出しに影響がでます。
おすすめなのはNVIDIAが出しているグラフィックボード
ゲーム特化型の「GeForce」 CADや 3D、動画編集、画像編集に向いている「Quadro」のふたつ。
「GeForce」でも動画編集に問題はないですが、より高性能マシンにするなら「Quadro」にすると良いでしょう。
MacProやiMac ProではAMDの「Radeon Pro Vega」を搭載しています。性能的には「Quadro」にも引けを取らない高性能なものになっています。
ストレージ
ストレージはHDD・SSDと言った記録媒体です。容量に余裕がないとパソコンの動作が遅くなったりするので出来る限り大きい方が良いです。
500GBは最低ライン。
足りない分は外付けHDDでも構いませんが、すぐに1TBは必要になってくるかと。
どちらも記録媒体ですが、読み書きの速度に違いがあります。
HDDの方が容量の単価は安いですが、SSDと比べると読み書きの速度は遅いです。
容量はHDD、性能はSSD方が良いです。
動画編集をするのであれば性能と容量を両立したSSDとHDD両方を搭載した(デュアルストレージ)パソコンをおすすめします。
動画編集のためのパソコン選び
Macでパソコンを選ぶなら
Macはパッケージされているので細かくオーダーできないのでわかりやすく説明すると
ノートPCであればMacBook Proの16インチならIntel Core i7搭載
オプションでメモリを32GBに上げればHD画質の動画編集なら問題ないです。
MacBook Proの13インチとMacBook Airはスペック面でやや不安が残ります。
メモリ以外は最大までオプションで上げると動画編集するのに問題ない程度になりますが、それならMacBook Proの16インチを購入した方が良いでしょう。
しかし動画編集だけではなく、CGやモーショングラフィックに挑戦したいならMacBook Proの16インチでも性能が物足りなくなるかもしれません。
その点、デスクトップパソコンであるiMac ProやMacProは動画編集に十分なパフォーマンスを発揮できるので特に気を付けなければならない点はありません。
自分の予算内で最高のオプションをつけてあげれば良いでしょう。
Windowsでパソコンを選ぶなら
WindowsはMacで購入するよりも自由が利く分、全てを選びながら購入するのが大変かと思います。
そこでおすすめなのは「マウスコンピューター」です。
マウスコンピューターは受注生産でご注文を受けてから製品を生産するので市販の完成品パソコンと比べて、CPUやメモリー、SSDなど要望に応じた自分だけのパソコンを購入することができます。
マウスコンピューターの優れた点
24時間365日サポート
パソコンの不具合は使用しているうちは避けようがないので購入の際にオプションで3年保証にすることをおすすめします。24時間サポートは納期の迫っている時のトラブルにも助かりますね。
72時間修理完了
PCの修理を到着から返却までおよそ72時間以内で対応。こちらも納期が迫っている時のトラブルでは本当に助かります。
データ復旧安心パック
もしもの時にこちらも入っておいた方が良いかと思います。データ復旧を専門業者に依頼するよりも割安になっております。
動画編集にオススメ マウスコンピューターのDAIV
PCやスペックに詳しくない方にも、やりたい事や使いたいアプリから「DAIV」の選べるコンセプトモデル が非常におすすめ。
どんなパソコンがいいか迷っているなら動画編集向けのコンセプトモデルの中から自分の予算にあったものを買えば大丈夫ですよ。
私もWindowsのパソコンはこちらのDAIVから購入しましたし、満足しています。
ノートPCはこちらから↓
CPU | インテル® Core™ i7-10510U プロセッサー |
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メモリ | 16GB |
グラフィックボード | GeForce® MX250/ インテル® UHD グラフィックス |
ストレージ | 256GB (NVMe) |
価格 | 131,780円~ |
ノートPCで動画編集するならMacBook Proよりもコストパフォーマンスの良い点がオススメです。ただ4K素材の編集には厳しいというスペック。
動画編集よりも写真編集やWEB制作向けのスペックですが
YouTube編集程度なら文句なしのノートPCです。
CPU | インテル® Core™ i7-10700 プロセッサー |
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メモリ | 32GB |
グラフィックボード | GeForce® RTX 2080 SUPER™ |
ストレージ | 1TB (NVMe対応) |
価格 | 417,780円~ |
デスクトップパソコン並のスペックのPC。
4K動画編集もこなせるノートPCです。
ただしお値段もデスクトップPC並の価格:417,780円~(税込)
デスクトップPCはこちらから↓
CPU | AMD Ryzen™ 7 3800XT プロセッサー |
---|---|
メモリ | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
グラフィックボード | GeForce RTX™ 3070 |
ストレージ | 1TB (NVMe対応) |
価格 | 219,780円~ |
4K動画の編集もこなせるPCなのに価格:219,780円~(税込)
カスタマイズしてCGもサクサクこなせるマシンになりますね。
動画編集で仕事するならこのPCは手頃でパフォーマンスも期待できるのでオススメ。
私が新規購入するならこのパソコンにします。
まとめ
動画編集するのであればパソコンから良いものを使っていくのが大事です。
逆に言えば動画編集に適したパソコンさえあれば動画編集は出来てしまいます。
動画編集に向いたパソコンはCPU、メモリ、グラフィックボード、ストレージのスペックがバランス良く、性能が高いものがいいですがパソコンに詳しくない方が自分で最適なパソコンを組めるわけありません。
とは言え自作PCを各パーツ揃えて組んだ方が割安ですので、興味がある方は挑戦してみても良いかもしれません。自作PC系のYouTuberもいますので参考になる動画はいくつもありますしね。
そこまでパソコンに詳しくないという方が一般的かと思いますが、動画編集したいと思ったらコンセプトモデルを参考に予算と用途に合ったパソコンを購入して動画編集にチャレンジしてみてくださいね。
動画編集が出来れば副業でお金を稼ぐこともできますし、YouTuberになることもできます。動画編集に適したパソコンで動画編集していきましょう!