動画投稿サイトを見て自分も動画編集してみたい
または結婚式や送迎会などのイベントで動画による演出をしてみたい
そう思ったことありませんか?
近年はスマホアプリやパソコンの動画編集ソフトがかなり使いやすくなって動画編集にチャレンジする方も増えてきてます。
この記事では
これから動画編集をしてみたいと思っている動画編集の初心者向けに
初心者の方が撮影、編集に取り掛かる前に抑えておいてほしいポイントを
映像業界で生きてる私が教えていきます。
動画編集に使うパソコンや動画編集ソフトがどういったものにするか迷っている方も
機材やソフトの前に動画編集の基礎を理解していきましょう。
動画編集とは
動画編集とは素材を切ったり繋いで一本化することです。
要は見せたいところだけ、良いところだけを集めて余分な所を削ぎ落とす作業です。
ワンカット撮影(編集せずに完成させる)が話題に上がり、一時期流行ったこともありますが
基本的にあなたが目にする動画は編集されています。
ちなみにワンカット撮影で有名な
「カメラを止めるな」はかなり話題に上がりましたよね。
また
「OK Go」 のミュージックビデオも有名です。
ワンカット撮影のPVといえば↓
また、撮影だけでは表現しきれないことを助けるのも動画編集です。
テロップを入れて補足情報を足したり
撮影時では遠かったのを編集でズームしたり
ということですね。
ですので動画編集をざっくり説明すると
余計な物は隠して見せたいものを目立たせる
ということになります。
編集の流れ
動画編集の流れは以下の通りです。
読み込み → 編集 → 書き出し
色々な編集ソフトがありますが、どのソフトもこの流れを行なっているだけです。
読み込み、書き出しに対応している形式や編集で行う合成や加工のツールの有無、種類が違って多くのソフトがあるのです。
読み込み
動画編集をするには撮影素材や写真やイラストの静止画素材が必要になります。
ソフトによって対応している、していない拡張子がある点は注意してください。
編集
基本的には素材を切って繋ぐカット編集を行います。
また補足情報をテロップとして足したり、色味を変えたりと加工していきます。
書き出し
編集が終わったら書き出しをして一本のムービーにしましょう。
YouTube用やDVD用で出力の形式も変わってくるので、拡張子、コーデックの知識もあるといいでしょう。
いい編集するためのコツ
編集の流れを理解したら、なんとなく出来そうな気がしますよね?
ここからは初心者でもいい編集が出来るように編集のコツを教えます
先ずはざっくり、装飾は後でいい
動画編集をしだすと
ここにはこのテロップ入れて
ここには効果音入れて
と加工も含めてやりたい事が増えてくるでしょう。
しかし動画の加工やテロップ、効果音の挿入は
カット編集が終わってから
にしましょう。
カット編集しながら加工も進めていくとゴチャゴチャした動画になりがちです。
全体を見て目立たせたい所などの優先順位をつけてから加工するといいでしょう。
また加工しだしてから、カット編集をやり直すとテロップや効果音など動かすものが増えて、編集ミスをしがちです。
BGMに合わせる
カット編集しながらどこでカットしていいか迷うこともあるでしょう。
BGMに合わせてカットしてしまえば、それだけで動画のクオリティが上がります。
騙されたと思ってBGMに合わせて編集してみてください。
最後に
素材を読み込んで、余計な所を削って見せたい所だけにして書き出すだけで動画編集はできます。どんなソフトもこの流れは変わりません。
動画編集って難しそうと思っていたあなたも、なんだか動画編集できそうじゃないですか?
私が初めて動画編集をした時はビデオデッキとビデオカメラを繋いでしていました。
その当時に比べれば、パソコンに簡単に動画素材を取り込めるし、フリーソフトでも十分な動画編集ができているのでお手軽感が半端ないです。
最近はYouTuberを目指す人も増えてきていますし、
加工となるとソフトによって得意、不得意があるので注意が必要ですが、まずはどんなソフトでもいいので動画編集に挑戦してみましょう。