動画編集ソフトのPremiere Pro
動画編集ソフトはいっぱいあるのに何故人気なのか。
Premiere Proは優れた動画編集ソフトですので、機能面で人気ということもありますが人気の理由はそれだけではありません。
今回は動画編集の仕事を10年近くしている私がPremiere Proの人気の理由を解説します。
「動画編集を始めたいけど、どの動画編集ソフトが良いのかわからない」
「Premiere Proをオススメされたけど、どこが良いのかわからない」
そんな方はこの記事を動画編集ソフト選びの参考にしてください。
動画編集ソフトとは
今の時代、動画編集は収録素材をデータで扱い、パソコンで行います。
一昔前ではビデオデッキを複数台使用して動画編集していたんですけどね。
動画編集ソフトはパソコンでの動画編集をするために作成され、発展してきました。
以前は動画編集ソフトもそれを扱うパソコンも大変高価だったのでプロの現場でしか使われていませんでしたが、徐々に値段が下がり、個人が所有できるパソコンのスペックも上がってきたおかげで趣味でも動画編集がしやすくなってきました。
もちろんその過程でフリーの動画編集ソフトもいくつか増えてきました。
WindowsではWindows Movie Maker(現在はサポート終了)
MacではiMovie
が無料の動画編集ソフトとしてありました。
多くの動画編集ソフトがありますが現在、プロからアマチュアまで多く使用されている動画編集ソフトには以下のようなソフトになります。
- Premiere Pro
- Final Cut Pro
- DaVinci Resolve
- EDIUS
- Avid Media Composer
中でもPremiere ProとFinal Cut Proは人気ですが、MacOSでしか使えないFinal Cut ProよりもWindowsでもMacOSでも使えるPremiere Proが不動の一番人気と言えるでしょう。
Premiere Proの人気の理由
そんな人気のあるPremiere Proですが、数多くある動画編集ソフトの中で何故人気を博したのか。
それは
- 優れた機能
- Adobe Creative Cloud
- ユーザー数
- チュートリアル
といった点にあると言えます。
優れた機能
Premiere Proは動画編集ソフトとして必要な機能を高いレベルで有しているのが特徴です。
簡単な動画編集しかしないアマチュアレベルから複雑な機能が必要なプロといった幅広いユーザー層にも対応できる扱いやすさも魅力の一つ。
初心者はドラッグ&ドロップが出来れば動画編集が出来てしまいますし、熟練度の高い人はそういった操作をキーボードショートカットで素早く行う事ができるんです。
テロップ作成もPremiere Proは優れており、他の動画編集ソフトでは作成できないようなテロップデザインをPremiere Proはソフト単体で完結して作成する事ができます。
そしてモーショングラフィックステンプレートも豊富にあり、複雑なテロップ演出も簡単に出来てしまいます。
またカラーコレクション(色調補正)やオーディオ編集も高いレベルで行う事ができるという点も魅力です。
Adobe Creative Cloud
Premiere ProはPhotoshopやIllustratorといったAdobeのソフトです。
これらAdobeのソフト同士はある程度の互換性を有しており、デザインやクリエイティブの制作現場ではAdobeのソフトは必要不可欠であります。
Premiere Proを扱う上では中でもAfter Effectsとの連携がとても大きなものとなっています。
After Effectsはモーショングラフィックスやヴィジュアルエフェクト作成ソフトであり、他にAfter Effectsのように優れたソフトはありません。
Premiere Proのような動画編集ソフトは他のソフトでも代用できますが、After Effectsは他のソフトでは代用できないようなソフトなのです。
そのAfter Effectsとの連携ができるPremiere Proが動画編集をする人の中で人気が出るのも当然の結果と言えるでしょう。
ユーザー数
動画編集ソフトとして不動の人気を獲得しているPremiere Proですが、当然ユーザー数も多いわけです。
そしてユーザー数が多い事がさらに動画編集ソフトの人気を獲得する理由となっています。
それは何故かというと
ユーザー数が多い=情報が多い
という事だからです。
情報が多くて助かるのはトラブルに対する対処法。
Premiere Proを扱う上で困った事があれば検索してみると多くの場合、対処法を見つける事ができます。
こういったソフトのトラブル対処は公式のヘルプにしかないものも多いのですが、ユーザー数が多いためか個人のブログやコミュニティでも多くの情報が公開されており、独学でも学んでいけるような環境であると言えるでしょう。
豊富なチュートリアル
ユーザー数にも関連するのですがチュートリアルも豊富。
公式が用意したチュートリアルだけでなく、YouTube上には初心者のためのPremiere Proの使い方から上級者向けのテクニックまで数多くのチュートリアルが存在します。
これがマイナーなソフトであればチュートリアルは公式が用意した簡単なものだけである場合がほとんどです。
プロが扱うソフトですら、英語のチュートリアルしか存在しないということも多いですからね。私が仕事で使うNUKEというソフトもそうです。日本語でのチュートリアルなんてほとんどないですから。
これだけ豊富なチュートリアルがあれば独学でPremiere Proの使い方を習得するのも問題ないでしょう。
私もPremiere Proは独学で習得しましたからね。
まだ今ほどチュートリアルが無かった時期に独学で身に付けたPremiere Proで今も仕事してますから、今だったら倍速で仕事ができるレベルに達する事ができるでしょう。
動画編集をするならPremiere Pro
Premiere Proの人気の理由は
- 優れた機能で動画編集がしやすい
- Adobe Creative Cloudで他のソフトとの連携
- ユーザー数が多く情報が多いので困ったことも調べれば解決
- 豊富なチュートリアルがあるので初心者でも独学でも身に付けられる
といった点でしょう。
これから始めるなら勉強もしやすいPremiere Proが絶対オススメです。
Premiere Proを安く購入する方法もあるので、購入するなら以下の記事もチェックして見てください。