今回はバラエティ番組なんかでよくあるテロップ演出の作り方を紹介します。
動画編集をしていて、バラエティ番組のようなテロップ演出を入れてみたいと思ったことはありませんか?
テロップのアニメーションやエフェクトに少しの工夫を加えるだけでも見栄えが上がり、クオリティも高く見えたりしますよね。
でも初心者は
どんなアニメーションを付ければいいかわからない
そんな人も多いかと思います。
なので今回はAfter Effectsで
使用頻度の高いテロップ演出
の作り方を解説していきます。
最後にプロジェクトもダウンロード出来るようにしておくので、良かったら活用してみてください。
Premiere Proでテロップにアニメーションを
一番楽なのはプリセットやテンプレートを使う方法。
多くの動画編集ソフトで簡単なアニメーションならプリセットが用意されています。
Premiere Proでもプリセットがあったりするんですが
私は
After Effectsコンポジションに置き換え
をしてからAfter Effectsでテロップに関する動きをつけることが多いです。
After Effectsの方が後で細かく調節出来たりするのが便利なんですよね。
ただ効率を考えればAfter Effectsで作成してからエッセンシャルグラフィックスのモーショングラフィックステンプレートを書き出しをする方がいいとは思います。
やってみたい方はそちらも挑戦してみてください。
「After Effectsコンポジションに置き換え」方法
やり方は簡単です。
クリップを選択した状態で
①右クリックして
After Effectsコンポジションに置き換え
をクリックする
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/スクリーンショット-2020-04-14-22.38.36.png?resize=752%2C276&ssl=1)
②ファイル/Adobe Dynamic Link/
After Effectsコンポジションに置き換え
をクリックする
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/スクリーンショット-2020-04-22-17.49.00.png?resize=1024%2C921&ssl=1)
Adobe Dynamic Linkで選択する場合は
新規でAfter Effectsファイルを作成するか
現在開いているAfter Effectsファイルで作成するか
を選ぶことが出来ます。
飛び込みテロップ
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/飛び込み1.gif?resize=1280%2C720&ssl=1)
強調する時に使う手法
スケールアニメーションか3DレイヤーにしてZの値をアニメーションするかのどちらかで作成します。
被写界深度を使いたいとか特別な理由がなければ2Dレイヤーにスケールアニメーションした方がわかりやすいかなと思います。動きも早いだろうし、どちらでも良いとは思うんですけどね。
でもこのくらいならPremiere Proでも全然作れますよね。
飛び込みからのキラーン
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/飛び込み2.gif?resize=1280%2C720&ssl=1)
CC Light Sweepでテロップが光るようなエフェクトを入れてあります。
centerにだけアニメーションを入れてあげるようにしましょう。
飛び込みからのエッジがドーン
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/飛び込み3.gif?resize=1280%2C720&ssl=1)
奥から飛び込む感じにしてエッジだけのレイヤーを作成してエッジだけ飛び出すようにアニメーションを付けます。
他にもバリエーションは多そうですね
パーティクルが一緒に出てくる演出もよく見ます。
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2019/11/eye_catch_069.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
デフォーカスイン
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/デフォーカス1.gif?resize=1280%2C720&ssl=1)
ネガティブイメージのテロップを入れたりするのによく使う手法
ホラー系でもよく見ますよね。
波形ワープを足す
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/デフォーカス2.gif?resize=1280%2C720&ssl=1)
うねった動きを足す演出もありですね。
回転を足す
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/デフォーカス3.gif?resize=1280%2C720&ssl=1)
テロップが入るときに回転をいれる演出もたまに見かけます。
困った時はプリセットを使ってみよう
Premiere Proならエッセンシャルグラフィックスにテンプレートが
After Effectsならアニメーションプリセットがあります。
Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスのテンプレートは自分で細かく調節出来ませんが、After Effectsならアニメーションプリセットを使ってから自分で調節や更にエフェクトを足すことも出来ます。
アニメーションプリセットはかなり種類が多いのでどれを使おうか迷ってしまうかもしれませんが、使い勝手の良いものをいくつか覚えておくといいかもしれません。
私としてはワープロのプリセットはよく使ったりします。
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/04/ワープロ.gif?resize=1280%2C720&ssl=1)
最後に
今回はテロップ演出の一例を紹介しました。
こういうのって凝りだしたらキリがないんですけど、作ってると楽しいんですよね。
時間に余裕があればアニメーションも自身で作成してみてください。
今回のAEプロジェクトはダウンロードできるようにしておきますので良かったら活用してください。
![爆速テロップ入れ](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2021/05/eye_catch_v145.png?resize=320%2C180&ssl=1)
プロジェクトダウンロード
今回使用したプロジェクトをダウンロード出来るようにしています。
参考にしてみてください。
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2019/12/eye_catch_071のコピー.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
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![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2019/11/eye_catch_122.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2019/10/eye_catch_056.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)