映像制作・動画編集

動画編集の基礎知識 フレームレートとドロップフレーム 

動画編集ソフトの設定画面で見かける

fpsや1080i 1080p

ってなんのことかわかりますか?

 

正直な話、ちゃんと理解してなくても今の時代の編集ソフトが優秀なので多少の不具合は出てもゴリ押しで動画編集は問題なくできるでしょう。
YouTubeやネット配信中心の若い動画編集者には必要のない話かもしれませんが、理解していなければレンダリング(書き出し)時間が無駄にかかることが多いです。
少しでも作業を効率化したいなら知っておいてください。

 

そんな前置きをしつつ今回は
動画編集の基礎知識である

  • タイムコード
  • フレームレート

について解説していきます。

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タイムコード

タイムコードとは映像の同期に使用される時間を示した信号です。

わかりやすく言い換えると映像の位置を指定するものになります。

 

動画編集で仕事をする際はタイムコードで指定して指示を行うのですが

このタイムコードは
フレームレート
ドロップフレームノンドロップフレームかによって

仮に同じ300フレームでも位置が変わってくるので

  • フレームレート
  • ドロップフレームとノンドロップフレーム

 

これらの知識を身につけておきましょう!

フレームレートとは

「フレームレート」は、1秒間の動画で見せる静止画の枚数、フレーム(コマ数)です。

「fps」
frames per second 「フレーム(コマ)/秒」で表します。

 

テレビ番組=30fps 1秒間に30フレーム(コマ)

映画=24fps 1秒間に24(コマ)

ドロップフレームとノンドロップフレーム

 

ドロップフレーム

テレビがモノクロ時代は1秒間に30フレーム

放送がカラーになってから29.97フレームに変更

これは放送する際の周波数が原因で変更になったのですが

1秒を30フレームでカウントするタイムコードをそのまま用いると実時間にずれが生じてくることになります。

 

1秒で0.03フレーム→1分で1.8フレーム→1時間で108フレーム

108フレーム=3.6秒

 

タイムコードは1時間で3.6秒も実時計に遅れてしまいます。

 

実時間と合わせるために0, 10, 20, 30, 40, 50分を除く毎正分の開始から2つのフレーム番号(0,1)をカウントせず飛ばす方式を取りました。

ドロップフレームは4年に一度おとずれる「うるう年」のようなもの

 

放送局では実時間と合わせるために、ドロップフレームを使用しています。

ノンドロップフレーム

ドロップフレームのように時間をずらす必要がないフレームレートをノンドロップフレームと言います。

 

わかりやすく言うと整数表記はノンドロップフレームです。

23.98fps / 29.97fps / 59.94fps =ドロップフレーム

 24fps / 30fps / 60fps  =ノンドロップフレーム

インターレースとプログレッシブ

インターレースとは1フレームを分割して表示する形式です。

画像を表示するために光を発する電気信号による多数の横線である「走査線」を
1フレームの前半と後半にわけて表示します。

前半、後半のことをフィールドと呼び

それぞれを

  • 奇数フィールド
  • 偶数フィールド

と呼びます。

編集ソフトのシーケンス設定部分にある表記で

1080iや1080pは

  • i=インターレース
  • p=プログレッシブ

を表しています。

1080は解像度を表しています。
この場合は1920×1080のフルHDサイズですね。

インターレースでは1フレームを分割して表示するため動きが滑らかに見えますが、場合によっては画面のちらつきが出ます。

※ちらつく場面はカットを跨いでいる場合が多いです

映像のちらつきの原因で多いのプログレッシブのつもりだったけどインターレース素材だったってこともあるぐらい…

ちらついた時は多くの編集ソフトにある「インターレース解除」のエフェクトをかけてください。

動画編集時のプロジェクト設定

プロジェクトの設定は
TV番組以外では

ノンドロップフレームプログレッシブで良いです。

 

あとは何用に使う動画なのかにもよるのですが

収録素材のフレームレート

シーケンスのフレームレートは合わせるようにしましょう。

 

また収録素材がインターレース形式で収録されたものか
プログレッシブ形式で収録されたものかを確認し

インターレース形式の素材プログレッシブのシーケンスで編集していないか
プログレッシブ形式の素材インターレースのシーケンスで編集していないか

もチェックが必要です。

収録素材とシーケンスのフレームレートが違うなど設定が適切でない場合はレンダリングが必要になるので作業時間が無駄にかかるので注意

 

もし、複数の素材があり、フレームレートが違っていた場合は事前に変換してフレームレートを揃えてから編集に入ってください。

 

 

以上が簡単な説明ですがフレームレートとドロップフレームについてです。
最低限

  • インポート素材
  • アウトプット形式

この2つのフレームレート等は確認して作業しましょうね。

 

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