動画編集って時間かかりますよね?
10分ほどの動画を作るにも2時間~3時間は当たり前。
テロップやエフェクト次第では6時間~8時間でも終わらない場合も…。
実はこの記事で紹介する動画編集のコツを意識するだけで動画編集を早くすることが出来ます。
今回紹介する動画編集のコツは動画編集歴10年の私がプロの動画編集者から教わってきたノウハウと私自身が培ったノウハウをまとめたものです。
この記事を参考に動画編集をすることで、あなたの動画編集スピードが上がることは間違いなし。
動画編集のコツはこちら
動画編集のコツ
動画編集の型にはめる
▶︎テンプレート化
動画編集ソフトの操作速度アップ
▶︎ショートカットキー
動画編集の判断速度アップ
▶︎アイデアの引き出し
動画編集のコツとは?
コツとは何でしょうか?
辞書によると
「物事の要点を把握し、核心を外さないように扱うさま。要領を得た様子。」
とあります。
コツとは「要領、ポイント、要点」をさしているでしょう。
動画編集におけるコツは私が考えているのは2点あります。
それは
- 動画編集を上手くするためのコツ
- 動画編集を速くするためのコツ
この2点です。
そもそも動画編集を上手いとは何か?
それは
- クライアントの要望をうまく捉える
- 企画意図(メッセージ)を的確に伝える
といったことになるかと思います。
この上手い動画編集は多くの動画から構成を読み解くことで身につくものです。
しかし初心者でも動画編集の型にはめる事を意識することで、より早く身についていきます。
この「動画編集の構成の型」が「動画編集のコツ」になります。
そして動画編集が速いという点について
動画編集が早いという要素は
- 動画編集ソフトの扱いが速い
- 動画編集の判断が速い
この2点があるかと思います。
操作と判断
この2点のスピードを上げるためのポイントも「動画編集のコツ」というものになるでしょう。
つまり動画編集のコツとは
- 構成の型
- 操作の速さ
- 判断の速さ
これらの事を言うのです。
あくまでゴルデザの持論ですけどねw
ここからはさらに詳しくコツについて説明していきます。
動画編集の型にはめる
動画編集の型にはめるというのは
動画編集をテンプレート化していく
ということです。
動画の構成として一般的なものが以下の通りになります。
基本動画構成(YouTube番組系)
- アバン(オープニングの前のプロローグ/本編の見どころ/ダイジェスト)
- オープニング
- 導入
- 本編
- 結論/まとめ/オチ
- エンディング
動画編集をする際にはこういった基本構成に当てはめていく形で行いましょう。
撮影も基本構成を意識して行われているものですが、編集時にも基本構成を意識するとBGMの選定やトランジションの使い所の判断に助かります。
そして継続案件の場合はベースとなるプロジェクトファイルを作成するようにしましょう。
共通素材となるBGMやオープニング、エンディング、エフェクト、テロップデザインなどをビンに分けてまとめておく。
編集毎にベースプロジェクトを読み込むと、素材インポートもまとめて出来るのでかなり楽です。
動画編集のコツとして先ずは動画の基本構成に当てはめる編集を意識しましょう。
動画のテイストによって構成は違ってきますので、自身の編集する動画のリファレンスを集めて基本構成を分析してみましょう。
動画編集ソフトの操作速度
動画編集の操作速度を上げることも動画編集のコツの1つです。
単純に動画編集ソフトに慣れれば操作速度も上がりますが、重要なのはショートカットキーを使いこなす事です。
動画編集の初心者はマウスのドラッグ操作での編集が多いですが、動画編集のプロになってくるとショートカットキーを使ってキーボード操作での編集が基本になります。
マウスを使うより圧倒的に早いです。
動画編集ソフトにもよりますが、ショートカットキーはカスタマイズ出来ることが多いです。
Premiere Proではデフォルトにアサインされているショートカットキー以外にも使えるショートカットは多いので、カスタマイズでキーアサインをする事をオススメします。
動画編集ソフトの操作速度が上がれば、動画編集にかかる時間も大幅に短縮する事が可能です。
分かりやすいマウスのドラッグ操作ですが、動画編集の速度を上げるためにもショートカットキーを使うキーボード操作に挑戦していきましょう。
動画編集の判断速度
動画編集で
「どんなテロップにしよう?」
「何色にしよう?」
「エフェクト入れようか?」
等と悩んだりすることも多いでしょう。
それらの動画編集の判断速度を上げる事も動画編集のコツになります。
どうしたら動画編集の判断速度が上がるのでしょうか?
それはアイデアの引き出しを多く持つという事です。
簡単に言えば多くの作品を見て、それらから引用できるようにするという事です。
- カラーマネジメント
- テロップデザイン
- エフェクト演出
普段、映像作品を見る際に参考になりそうなものはストックしておく癖を付けておきましょう。
そうはいっても最初はストックなどないので動画編集をする毎にいくつかリファレンスになる作品を集めてから、制作をスタートしましょう。
リファレンスを集めて、それらを参考にデザインや編集を進めていくのは重要なのですが注意点が一つ。
それは丸パクリはNGということ。
丸パクリを避けるためにも
複数のリファレンスから
- 構成
- デザイン
- カラー
等を一部引用するような使い方が大事です。
「複数のリファレンスを因数分解して、参考にするように」
と私は部下に教えていますが
リファレンスから取得したアイデアを複数掛け合わせて自分の編集が出来る様にしていきましょう。
操作と判断を速くするプリセット&テンプレート利用
自身が一から十まで全部を制作すると、どうしても時間がかかってしまうのである程度慣れてきたらプリセットやテンプレートを使うことをオススメします。
Premiere Proにはフリーでも多くのプリセットやテンプレートをダウンロード出来ますし、有料のものを使えばクオリティは格段に高くなります。
また演出用のエフェクト素材といった動画素材の利用もとても大切です。
この辺もフリーでも結構な量があるので時間がある時にダウンロードして、いざという時にすぐに使えるように準備しておきましょう。
これらは同じものを使い回すワンパターンな利用はよろしくないですが
上手く使えば動画編集の速度は確実に速くなります。
まとめ
動画編集のコツ
動画編集の型にはめる
▶︎テンプレート化
動画編集ソフトの操作速度アップ
▶︎ショートカットキー
動画編集の判断速度アップ
▶︎アイデアの引き出し
動画編集する時に操作速度を意識する事。
また動画編集する時に考える時間を取っている箇所を自分でも意識してみましょう。
操作速度を上げるのも判断速度を上げるのも経験値が多い方がいいですが、経験が少なくても意識的に操作速度と判断速度を早めようとすることは大切なので、これらのコツを意識しながら動画編集を進めていきましょう。