動画編集の仕事を始めるのに気をつけなければいけない
クライアントのやり取り
動画編集の初心者だと
どのようにクライアントとのやり取りするかわからないですよね。
私も動画編集の仕事を始めた時はどのようにやり取りをしていいか全然わからずに苦労したものです。
クライアントとのやり取りは気をつけなければトラブルに発展することも。
私は未払いトラブルや発注取消などといった経験がありました…。
動画編集は時間がかかるので
作業が発生しているのに未払いや取消はかなり負担が大きいですよね。
そういったトラブルを回避するためにも
今回は動画編集の仕事におけるクライアントとのやり取りのポイントと注意点を説明します。
やり取りのポイントは
- 納品物を明確化=要件定義
- 報酬金額を明確化
- 納期
- 修正回数確認
これを確認することです!
納品物を明確化
一番大事なのは納品物を明確化すること。
動画編集の仕事なので完成した動画を納品する事が多いのですが
納品する動画の種類にも指定がある場合があります。
納品動画の指定があることが多い項目
・解像度(ex:1920×1080)
・コーデック(ex:H.264)
・拡張子(ex:mp4)
など動画ファイルの形式に決まりがあるか確認した方が後々のトラブルを防げます。
そして動画編集の内容もしっかりと確認しましょう。
- ボイステロップは全て入れなければならないのか
- BGMの有無
- 動画の尺
など仕様書が用意されていれば問題ありませんが
- どこまで編集すればいいのか
- 何をもって動画編集が完了するのか
わからない部分はしっかりと確認してください。
また、動画ファイルだけでなく合わせてプロジェクトファイルを納品する場合もありますので、納品物にプロジェクトファイルが含まれているかも確認しましょう。
報酬金額を明確化
これも大事ですよね。
動画1本 = 5,000円
サムネイル作成 = 2,000円
修正3回以上 = +1,000円
と言った具合に報酬金額を明確化しましょう。
仕事をする上で基本的には
- 見積書を作成、送付し
- 先方合意を得られたら発注書を作成、送付
- 納品後に請求書を送付
こういったフローを行えていれば問題ありませんが
個人間のやり取りだとこの点が正確に行われない場合も多いです。
特にSNSでのやり取りで仕事を受注する時なんかは契約書交わさずに仕事をする方が多いぐらいですからね。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスを使わない場合は
会計ソフトサービスを使って契約書を作成した方がいいですよ。
納期
納期確認は必ず行ってください。
1週間後でいいと思ってた案件が急ぎで3日後に欲しいなんてこともあり得ます。
受注前に納期を確認し、作業時間に無理がないか確認してください。
この時に修正が発生した場合なども含めて余裕を持った作業時間が取れるかというのも忘れないようにしましょう。
作業見積はバッファを持たせる
これが重要です!
修正回数確認
動画編集の初心者のうちは
一発OK即納品
なんてことは滅多にありません。
動画編集のお仕事をする上で修正対応は必ず起こります。
その上で報酬金額に合った修正回数を設定しておかないと
永遠とタダ働きが発生する可能性があります。
但し、初心者は先方が納得するまで修正する方がいいのと
こちらのミスに関しては修正回数にカウントしない方が安全です。
例えばテロップの誤字脱字とか。。。
いずれにしても修正回数や修正期間は確認しておいた方が良いです。
まとめ
クラウドワークスやランサーズで仕事を受注する際に
クライアントが提示した募集要項を把握した上で下記を確認しましょう。
・納品物を明確化=要件定義
・報酬金額を明確化
・納期
・修正回数確認
募集要項で明確化されてない部分を曖昧にしたまま作業に入るとトラブルの元です。
タダ働き、無駄働きをしないためにも確認事項はしっかりと確認しておきましょうね。
まぁあんまり細かすぎるとクライアントに嫌われる可能性もあるので
クライアントもよく理解していないなと思ったらクライアントに合わせてやり取りしてあげてください。
必ずしも動画に詳しい人ばかりではないのでね。。。