Premiere Proでの動画編集
「もっと効率よく編集したい」
「もっと早く編集が出来るようになりたい」
そう思っていませんか?
実は、この記事で紹介するPremiere Proのショートカットを使いこなせばPremiere Proの作業効率は格段に良くなります。
なぜなら、プロの動画編集者とアマチュアの動画編集者の編集速度の差はショートカットを使いこなせてないことが大きな原因となっているからです。
以前、デフォルトで設定されているPremiere Proの使えるショートカットをご紹介しましたが今回は動画編集で10年程、生計を立てている私が実際に設定しているお役立ちショートカットをご紹介します。
- ターゲットビデオ/オーディオの選択を切り替え
- 再生ヘッド位置を自動選択
- フレーム保持(フリーズフレーム)
- クリップで置き換え
- 属性の削除
この記事に書いてあるショートカットを使いこなせば、あなたもプロの動画編集者並のスピードが出せるようになるでしょう。
キーボードショートカットの設定
キーボードショートカットは自分好みにカスタマイズしていきましょう。デフォルトだと便利だけどショートカットに設定されていないショートカットもあるので、キーボードショートカットのウィンドウを開いて確認してみましょう。
[Windows] 編集→キーボードショートカット
[Mac] Premiere Pro→キーボードショートカット
サジェスト(検索窓)に適応したいショートカットを入力
ショートカットにキーを設定
設定したら別名で保存しておくといいでしょう。
ターゲットビデオ/オーディオの選択を切り替え
クリップをコピー&ペーストする際や上下で編集点に移動する際などに良く使用するショートカットです。
私の場合はデフォルトのショートカットキーを変更して
ビデオターゲット=1〜8
全ビデオターゲット=0
オーディオターゲット=⌘+1〜8
全オーディオターゲット=⌘+0
という風に設定しています。
マウスで操作するよりかなり楽で早いですね。
全ビデオorオーディオターゲットの切り替えだけでも使ってみるといいですね。
編集時に
「テロップはビデオトラック2」
という風に決めて編集できていれば次のテロップの編集点に移動するのにビデオトラック2だけをアクティブにすればいいので確認は楽になりますよ。
再生ヘッド位置を自動選択
いちいちクリップを選択しないとエフェクトコントロールが見れないのって面倒だなって思った事ないですか?
また再生ヘッドの位置のクリップのスケールを変えたいと思っていたら前に選択していたクリップのスケールを変えてしまった…という失敗をしたことがある人は私だけじゃないはず…。
フレーム保持(フリーズフレーム)
これは主に動画素材を途中で静止画にするのに使用します。
Final Cutを使っていた時はフリーズフレームと言っていましたがPremiere Proではフレーム保持という名前になっていますね。
万人が使うかと言われると微妙なところですが、フリーズフレームは昔から良く使われているのでショートカットキーを設定しておくと便利かと思います。
クリップで置き換え
素材の置き換えはエフェクト素材やテロップ素材の編集で良く使います。
置き換えだと置き換え前に設定したエフェクトや位置、スケールなどがそのまま適用された状態になるのでとても便利です。
仮素材で編集した後にちゃんとした素材と置き換えというケースでも使われますね。
購入前の透かしの入った素材で仮編集してから素材購入をして置き換えるなど。
属性の削除
属性のコピーはデフォルトでショートカットキーがありますが属性の削除はショートカットキーが設定されていないんですよね。
エフェクトコントロールパネルから削除してもいいんですが、一括して削除出来ると楽になる場面も多いです。
まとめ
ショートカットキーは自分の作業内容に合わせてカスタマイズしていきましょう!
私も頻繁に使う機能が変わればショートカットキーを変更したりしてますしね。
自分でカスタマイズしたショートカットキーでPremiere Proの作業を効率化していきましょう!