動画作成をしてみたいと思って、実際に作成してみると、撮影段階、編集段階になって
「なんか違うなー」
「作り出す時はもっと面白くなると思ったのに…」
「撮影中はいい感じだったのに…」
と思うことがあります。
また、編集する時になって
「撮影素材が足らないなー」
「ああいうシーンも撮っておけばよかった」
など後悔することも。
そういった時の原因は
企画を立てる・構成を考える
ことがうまく出来ていなかった事です。
本記事は動画作成初心者のために
動画配信サイトなどで自分が作成した動画を見てもらいたい
結婚式のムービーを自作したい
メッセージビデオを作成したい
などの動画作成をして第三者に向けて見てもらいたいかたに向けて下記の内容を解説します。
企画を立てる
構成を考える
企画と構成がしっかりすると撮影段階、編集段階で後悔することなく動画作成をすることが出来ます。
映像業界で働いている私の経験と学んだことを織り交ぜながら
これから動画作成をしていきたいと考えてる人向けに動画作成における企画と構成の大切な箇所をおさえていきたいと思います。
企画を立てる
企画を立てる上で1番大事なのは
誰に何をどのように伝えたいのか
ということです。
ビジネスの戦略ツールとしてもよく使われる
who/what/how
この3つの点はムービー作成の企画をする上でも重要です。
例えば友人に結婚式の余興のムービーを頼まれたとします。
誰に何をどのように伝えるかという考えで企画を組み立てると
結婚する2人へ
面白く
祝福を伝えたい
このようになります。
これがムービーのテーマになります。
who/what/how
3点を意識した企画を立てよう!
構成を考える
ムービーのテーマが決まったら
どのように伝えたいかという点を考えていきましょう。
言いかえればどのようなストーリーで伝えるかということです。
動画でも物語のように起承転結や序破急といった展開があると見やすく飽きないものになります。
起承転結も序破急も物語を構成する要素です。
4要素でも3要素でもどちらでも構いませんが、この点を意識すると構成も考えやすいでしょう。
わかりやすく言えば伝えたいことに導入とまとめ、オープニングとエンディングを作るということです。
どのように伝えるかを構成を考えながら
台本や絵コンテを作成していきましょう。
whatをストーリーで考えよう
映像の企画・構成を考えるのは慣れるまでは時間がかかりますし、慣れてきてもいいアイデアが浮かばない時もあります。
そういった時は良いもの真似するのがいいです。
パクると言うと問題があるので、オマージュという形で動画作成をしてみてください。
その中で動画の構成というものがわかってくると思います。
動画作成の企画・構成が難しくても
インプットを増やす
ということでアイデアが広がります。
これから動画作成をしていくのならば、日頃からテレビ番組・映画・YouTubeといった映像作品を見て作品のいいところを吸収していってください!
最後に
企画と構成は動画作成における第一歩になります。
今まで動画作成してみてうまくいかなかった方やこれから動画作成する方は
企画・構成を立ててからトライしてみてください。
最初からきっちり企画と構成を作り込まなきゃと考えずに
先ずはアイデアやコンセプトを箇条書きの企画や構成でも良いと思います。
一度、簡単にでも企画と構成を考えてから撮影、編集にのぞむと
ムービー作成において自分が苦手な分野、得意な分野が見えてくると思いますので
それを繰り返していけば良いムービーが作成できますよ。
(ちなみに企画と編集に比べて撮影がもう少しという感じです)
良いムービーを作れるように頑張っていきましょう!