今回は凍り付く表現を作成していきます。
何年か前に英語のチュートリアルを見て作成した覚えがあるので、こんな感じだったかなぁと思い出しながら作成しております。
今回のポイントは
マスクを作成して
フラクタルノイズとCC Vector Blur
この2つのエフェクトで氷の表現をしていくことです。
STEP1.テキストとマスク
何回も使うものはプリコンポーズ
先ずは同じマスクを何度も使うのでマスク用のプリコンポジションを作成しましょう。
白い平面にリニアワイプを適用したものをFreezing_maskとしておきます。
ワイプ角度:180°
変換終了:0F=100% 120F=0%
これはマスクの速度や向きなどを変更する際に1か所を変更すればいいようにするためです。
こういった何度も使用するものに関してはプリコンポジションにしておくことをオススメします。
同じ理由でテキストもプリコンポジションにしておきましょう。
STEP2.トラックマットをして凍りの表現
凍り表現その1
先ほど作成したテキストを複製して作成したマスクでトラックマット
テキストの方には氷っぽいテクスチャに
タービィレントノイズとCC Vector Blurで作成します。
後は色をつけたいのでトライトーンもいれてみます。
マスクの方はエッジを氷っぽくしていきます。
タービュレントディスプレイスとラフエッジでいいでしょう。
これをいくつも重ねていくことで凍り付く表現になっていきます。
この2つでも何となく凍ってみえますね。
テキストに霜がつくようなイメージで作成してます。
凍り表現その2
次は
フラクタルノイズとCC Vector Blur
凍り表現その3
さらに大きく氷になるようなものも作成してみます。
次はテキストに
CC Glass
CC Gridder
ベベルアルファ
CC GlassのBumpMap用にフラクタルノイズで素材を作成しました。
これは別にトラックマットに使用しているレイヤーでも構いません。
これを今まで作成したものにスクリーンで重ねます。
凍り表現その4
少しテクスチャの要素として
CC Glassのみのレイヤーも作成しておきましょう。
これをスクリーンで重ねます。
凍り表現その5
仕上げに
テキストに
CC Glass
トライトーン
ラフエッジ
ベベルアルファ
で大きな氷のレイヤーを作成
これをスクリーンで重ねます。
凍り表現その6
あと一つ、凍りつく時のエッジを足したいので
テキストをトラックマットでマスクでしたものと一緒にプリコンポーズ。
それに対して
輪郭抽出
CC Vector Blur
ベベルアルファ
エフェクトを適応したものを加算で重ねてみましょう。
あった方がいい感じですね。細かいところですけど…
トラックマットで使用しているマスクの歪ませ具合は好みで変えていってください。
少しずつでも数値を変えていくだけでもいいかもしれません。
マスクの開始をずらせば徐々に凍り付く表現の完成です。
プロジェクトダウンロード
今回はプロジェクトをダウンロード出来るようにしています。
参考にしてみてください。
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