TV、CM、映画、アニメ…
映像が好きで映像業界に就職したい。
映像を作る仕事がしてみたい。
けど
そんなイメージを持っている方もいるかと思います。
そこで今回は映像業界で働いてもうすぐで10年になる私ゴルデザが
映像業界の現状と業界内で言われている今後の話と
ぶっちゃけ映像は儲かるのかという話をしていきたいと思います。
映像業界に興味がある人
映像の仕事をしていきたい人
といった方には進路、転職の参考にしてみてください。
映像業界とはどんな所?

映像業界と言っても扱うジャンルも様々で職種も色々あります。
・TV番組
・CM
・PV
・映画
・アニメ…
映像業界の業種
1つのジャンルに特化した制作する会社もありますし、様々なジャンルの仕事を請け負う制作プロダクションもあります。
それら映像関係の会社をひっくるめて映像業界と言っていますね。
企画、撮影、編集を行うようなところを制作プロダクションと言い
主に編集、MA等の最終仕上げを行うところをポストプロダクションと言います。
また、CGプロダクションといって制作プロダクション等に依頼されてCGカットを制作する会社もあります。
映像業界の職種
大きく分けて企画系と技術系の2つがあります。
企画系は
プロデューサー
構成作家
ディレクター
制作デスク
…等
技術系は
カメラマン
音声ミキサー
照明
編集
…等
同じ映像業界でも制作デスクと編集では全然仕事内容が変わってきます。
この他にも映像業界の現場は多くの職種が存在しています。
映像業界で働きたい人はどこのポジションで働きたいのか
自分がどのポジションなら向いているのか
その辺を考えながら就職活動、転職活動をするといいでしょう。
私自身、ワークポートを利用して転職活動を行ったことがあるのですが、専用アプリもあって求人情報が見やすく対応が丁寧でした。
映像業界はブラック?

これもよく言われるのですが
「映像業界はブラックなのか?」
ズバリ言うと
・昔よりはマシ
・場所によっては今でもヤバい
・納期前は本当にヤバい
という感じになっています。
特にADや編集エディターは特にブラックな環境になりがちですね…。
雑務全般をやらなきゃいけないADさんがいたり…。
ポストプロダクションなんかは最後の工程ですから、各工程のシワ寄せがきて徹夜で終わらせて!というようなことがあったり…。
でも近年、労働環境改善の流れが来ているので、そこまでブラックな会社もなくなってきています。
クオリティアップしたくて自分から残業して作業している場合はどうしようもないですけどね。

映像業界の給与

給与水準は決してよくはないです。
金融系とは比べると悲しくなるぐらいですし
映像業界に近い広告系は高いのに現場は何で…というのが正直な感想です。
ちなみに私はざっくり言うと給与では年収400万を越えるぐらいです。
賞与がもっと出ていれば500万にも届くのかな…。
しかし5Gの流れで動画広告の仕事も増えてきているので映像業界でも立ち回り方次第ではかなり稼いでいけるのかなと。
映像業界の今後

5Gという新しい通信システムによって、今まで以上に動画を目にする機会も増えるので動画広告の分野では仕事も増えていくでしょう。
動画編集ソフトが昔と比べて随分と安くなり、個人でも所有できるレベルのソフトでもクオリティの高い作品が作れる時代になったので会社に入って動画編集するよりも個人の動画編集者が増えていくのは間違い無いです。
しかし個人でやって確実に稼いでいけるかは本人のスキルと努力次第ですよね。
私としては個人の動画編集者が更に増えてライバルが増えるのは嬉しくありません…。
映像業界で稼いでいくには?

給与自体は決して高くないです。
しかし技術があれば会社に所属せずにフリーランスでも良いでしょう。
収入だけ考えればフリーランスの方が稼げる可能性はあります。
しかし1人ブラック企業化することもあり得ますのでフリーランス転向は慎重にしなければいけないですよね。
また身につけた技術で個人で稼ぐことができるので、その点は映像業界で働いていてよかったなと思えます。
私自身も給与以外の副業収入がかなり大きくなってきています。
給与を頂きながら勉強して身につけた知識で個人でも稼げるようになると考えれば映像業界で働くのは悪くないと思えます。
動画編集での稼ぎ方に関してはnoteでまとめているのでそちらも確認してみてください。

副業として稼がなくても身につけた技術を生かして自身でYouTubeをやってみるのもいいかもしれませんね。