動画編集している時は効果音のタイミングもバッチリだったのにレンダリングしたらタイミングがズレているという経験はありませんか?
実は動画編集中にプレビュー表示が編集画面とズレてしまうことはパソコンのスペックによっては少なからずあることなんです。
プレビュー表示と編集のズレを対策するためには編集環境の見直しが第一ですが編集時に音ズレに気づくポイントがあります。
この記事では動画編集中の音ズレの原因と対策を紹介していきます。
動画編集中に音ズレ?
動画編集中のプレビューではしばしば音ズレが起きます。
これはパソコンのスペックが問題でプレビューのためのメモリ不足が原因だったりします。
私も昔からよく経験はあったのですが、ひどい時は音声だけ流れて画面はフリーズしてるような状況でした。
まぁそんな状況なら音ズレに気が付くのでいいんですが、若干のズレが起きている時は問題だったりするんですよね…。
音ズレが起きないようにするのに一番いいのは
「動画編集に適したパソコン」
を使うことなんですが
編集環境の見直しを先ずは行いましょう。
編集環境の見直し
動画編集中に音ズレがある場合は編集環境の見直しをする必要があります。
先ずは
・キャッシュ削除
・レンダラー変更
・プレビューの画質を下げる
これらの項目を見直してみてください。
編集ソフトによりますが、これらの項目を変更するだけでも音ズレを解消できることが多いです。
Premiere Proだと環境設定でメディアキャッシュ削除ができます。
これを行うだけでも音ズレが出なくなったりします。
プレビューの画質を下げると口の動きが見づらくて音がズレているのか確認出来ない場合もあるのでその辺は注意してくださいね。
素材がそもそもおかしい場合も
編集のプレビューがズレているだけなら対処のしようがあるのですが、中には素材データが音ズレしていることもあります…。
プレビューでの音ズレ以外もたまにあるんですよね。
ちゃんとした仕事での撮影素材ではカチンコで映像と音を確認してズレていないか見ることが出来るんですが、個人相手の仕事だと確認できる箇所が無かったりして苦労することも在ります…。
もし自身で撮影する場合があるなら手を叩くなどして映像と音がズレていない箇所を本編に入る前に作っておくことをオススメします。
編集時に音ズレに気づくためには
音ズレをいち早く気づくには
動画編集する際にオーディオの波形を見ながら編集するクセ
をつけることが大事です。
慣れてくると波形を見るだけで素材の使いどころが大体わかるようになったりします。
まぁ極端な例ですけどね、クリップの序盤なんかは噛んでて何回もやり直してるなってわかりやすいので、その辺はバッサリカットしたり早送りでの確認で十分なんですよね。
カット編集もそうですがテロップ入れもオーディオ波形を見ながらすることで音ズレに気づきやすくなります。
ですから動画編集する際はオーディオ波形を見ながら編集するように心がけましょう。
最後に
動画編集は慣れるまでは小さなトラブルでも全然対処できなくて作業が全く進まないなんてことも多いです。
音ズレなんかもその一つですが、作業環境を見直してオーディオの波形を見ながら編集するようになればレンダリング前に気づけるようになるでしょう。
まぁ資金に余裕があればいいスペックのPCを買う方がいいですけどね。