動画編集をしていてパソコンの動作が重たく感じる事ってありませんか?
大体の原因はパソコンのメモリ等のスペック不足だったりします。
そうは言っても、スペックの高いパソコンを買うのは金額もかかりますし、何とかなるなら今使っているパソコンで何とかしたいですよね。
そこで今回は
動画編集でパソコンの動作が重たい時にできること
を紹介していきます。
4K撮影が流行りだした時でしたが、会社のパソコンが4K編集に対応してなかった事があった経験や自宅で使用しているパソコンのスペックが低かった時に実践していた方法です。
- 再起動
- キャッシュ削除
- レンダラー変更
- 他のソフトを終了させる
- プレビューの画質を下げる
- 素材を変換して軽くする
- パソコンを買い換える
この方法を試せば、重たかったパソコンでも動画編集が捗っていくでしょう。
とは言え、作業環境の改善は良いパソコンを買うのが一番なのは否めません…。
動画編集でパソコンが重い時は再起動
パソコンの動作が重かった時に先ずやってみるのが
再起動
ソフトを再起動するだけでもいいですし、パソコンの再起動も試してみるといいです。
再起動することで、一時ファイルが削除されたりするのでパソコンに詳しくなくて原因がわからない方はここから試してください。
私も何か不具合があれば、再起動をしてみます。
シンプルかつ効果的な対処法ですね。
キャッシュを削除
動作が重たくなる原因としてパソコンのメモリ不足の場合も多いんですね。
ソフトやパソコンの再起動で消える一時ファイルもあるんですがソフトによっては手動で削除しなくてはなりません。
私が使用しているPremiere Proでは環境設定から消せるようになってますが、他のソフトにも設定がある場合があるので調べながらやってみてください。
また、キャッシュファイルの保存場所を外付けハードディスクにするだけでも動作が軽くなったりします。
レンダラー変更
こちらも動画編集ソフトによって設定できるものと出来ないものとありますが、動作が重たくなるだけでなく、レンダリングやプレビュー中にノイズがあった場合にもお試しください。
レンダラーとは映像を表示するためにパソコンのどの機能を使うかを示しているのですが、Premiere Pro、After EffectsのAdobe製品ではある設定でGPU処理かソフトウェア処理の二択になっています。
他のソフトを終了させる
パソコンに負担をかけないために、動画編集に必要のないものは終了させましょう。
これだけでも動作が改善されることあるんです。
簡単なことですが不具合が出た時は確認してみてください。
プレビューの画質を下げる
動画編集ソフトのプレビュー画質を下げるだけでもパソコンの動作が軽くなったりします。
動作が軽くても画質が悪いため、マスク作業といった細かい作業には向いてないですが、カット編集をするぐらいなら問題ありません。
スムーズに再生できて、画と音がズレてないかが重要ですので、プレビューの画質を下げるのもいいでしょう。
素材を変換して軽くする
編集素材を元の素材よりも軽くして編集しましょうってことですが、編集前に予め編集素材を変換しておく必要があるので、少し手間がかかるかもしれません。
手間だけでなく時間がかかるので、夜間などに編集素材の変換はやっておくといいでしょう。
編集素材をTIFFの連番にしたり、軽い形式(H264など)に変換すると本当に動作が軽くなります。
例えば4Kで撮影されたものを編集して最終的にHDサイズで書き出しの場合だと、編集作業中のマシンへの負担が無駄に大きいので、最終的なサイズに合わせて変換をする方がいいです。
単純に素材を軽くするよりも、編集ソフトのプロジェクト設定に合っている素材に変換することがいいです。
プロジェクト設定と違うと再生するにもレンダリングが必要になりますからね。
・プロジェクト設定とマッチした素材に変換する
・軽い素材にしてからプロジェクト設定を合わせる
といったことを意識するようにしましょう。
ちなみにPremiere Proの場合は素材に合ったシーケンスを作成してくれるようになってます。便利ですね。
パソコンを買い替える
色々な対策法を説明してきましたが、どうしても動作が改善されなければ新しいパソコンを買ってしまいましょう。
動画編集に向いたパソコンを買えば、動画編集の時にパソコンが重たくてストレスが溜まることも回避できますよ。
パソコンは買えなくても外付けハードディスクを利用して容量を空けてあげると改善されることもあるかもしれませんが、あまりにもパソコンのスペックが低かったら意味ないので動画編集に向いたパソコンで動画編集をしてくださいね。
最後に
動画編集している時にパソコンの動作が重たいとかなりストレスになりますよね。
自身で対策できるうちはいいですが、作業にかける時間を無駄に浪費しているだけならばスペックの高いパソコンに投資する方が賢い判断だと言えます。
自身の作業量や自身の求めるクオリティを考えて作業環境の改善を考えましょう。