動画編集を始める時にどんなソフトがいいんだろう?
って思って調べてみたら
AdobeのPremiere Proがいい
って言うのを一番見かけると思います。
動画編集をするならアドビのプレミアプロがいいって聞くけど
本当にそうなの?って思ってるそこのあなた。
結論から言えば
「動画編集で仕事をしたいと考えていない」
ならプレミアプロで動画編集をする必要はありません。
それは何故か
一番の理由はプレミアプロは費用が高いからです…。
もちろん
それだけ動画編集ソフトとしては機能面でも優れているのですが
初心者のうちから、そういった機能を使うかどうかもわかりませんし
簡単な動画編集なら無料ソフトでも十分出来ますからね。
使いこなせないソフトに高価な費用を払うのはかなり勿体無い…。
動画編集をこれから始めたい人でプレミアプロを使おうとするなら、この記事を読んで本当にプレミアプロが必要なのか考えてみてください。
Premiere Proの良い点・悪い点
Premiere Proは動画編集ソフトとしては非常に優れているのですが
デメリットも当然あります。
Premiere Proの良い点
- Adobeのソフトとの連携
- 動画編集で必要なエフェクトは大体ある
- チュートリアルが豊富
Adobeのソフトとの連携
動画編集をするうえでAfter EffectsやPhotosohpといった他のAdobeソフトとの連携を必要とすることは多くあります。
もちろん、それぞれのソフトで動画や画像として書き出せばPremiere Proじゃない動画編集ソフトでもインポートできるのですが、プロジェクトファイルのまま読み込めるのはPremiere Proの大変良いところ。
逆を言えば他のAdobeソフトを使わないで出来る程度の動画編集ならPremiere Proは必要ないということかもしれませんけど…。
動画編集で必要なエフェクトは大体ある
基本的なカット編集やスローや早送りは動画編集ソフトなら大体ついてますがPremiere Proは色調補正などのビデオ用エフェクトも豊富。
さらには音声調整のエフェクトもあるので、動画編集で必要になる機能は網羅されていると言えます。
エフェクトに関してはプリセットも多いので、細かい調整しなくてもなんとかなってしまうことが大半。
音声のノイズを抑えたい
テロップに動きをつけたい
なんて時もプリセットから選んで使えば良いですよ。
チュートリアルが豊富
ユーザー数が多いだけ、初心者向けのチュートリアル動画がかなり多いです。
チュートリアル動画だけで学習してプロになる方もいるぐらいですからね。
実際に私が過去に勤めていた映像制作の会社にもPremiere ProはYouTubeで独学だったという人がいました。
無料の教材が多いので、困った時にググれば大体の問題は解決します。
初心者でも安心に始めることが出来ますね。
Premiere Proの悪い点
次にPremiere Proの悪い点を2つ紹介します。
- とにかく高い
- 初心者は機能を十分に使いこなせない
とにかく高い
アマチュア動画編集者には高いです。
買い切りのソフトではないですし、使い続けるにはお金を支払い続けなければ…。
簡単な動画編集を行うだけではPremiere Proじゃなくてもフリーソフトで十分です。
プロになる気がないなら絶対いらない…。
初心者は機能を十分に使いこなせない
Premiere Proは優秀で使いやすいです。
しかし
初心者は機能を十分に使いこなすことは不可能です。
だって便利機能が多すぎるから…。
初心者が使いこなせる程度の動画編集ならフリーソフトでも出来ちゃうので
Premiere Proを使うのは勿体ないですね。
つまり、Premiere Proは
初心者でも使える優しいソフトだけど
そこから機能を使いこなすとなると、アマチュアには勿体ないソフト
と言えるでしょう。
動画編集で金を稼ぐつもりじゃない
趣味での動画編集ならソフトは無料or安いのでいいですよね。
動画編集にPremiere Proが必要になってくる人
Premiere Proは趣味で動画編集をしたり、動画編集でお金を稼ぐつもりじゃない人は勿体ないと言いましたが
ではどんな人はPremiere Proが必要になるのでしょうか。
それは以下の通り
- 動画編集で仕事をしている人
- Premiere ProだけじゃなくてAdobeソフトを多く使う
- クオリティの高い作品が作りたい
動画編集で仕事をしている人
一番は動画編集でお金を稼ぐ・仕事をしている人
動画編集の仕事をしているとPremiere Proの編集データのやり取りが発生することもあります。
また動画編集者の募集時にPremiere Proが使える人といった記載もあるので動画編集でお金を稼ぐ・仕事にしている人はPremiere Proが必要でしょう。
Premiere ProだけじゃなくてAdobeソフトを多く使う
またPremiere Proだけでなく
After EffectsやPhotoshopやIllustratorといった
Adobeのデザインアプリを使う人はPremiere Proで動画編集をしたほうがいいです。
それはなぜかと言うとソフト間のデータのやり取りが簡単に出来るからですね。
Final Cut Pro7が業界スタンダードの動画編集ソフトだった時代はAfter EffectsもPhotoshopも全部エクスポートしてから取り込まなければいけなかったので手間だったんですね。
それがPremiere Proが動画編集ソフトとして業界スタンダードになってからはエクスポートしなくても素材として取り込めるようになったので、時短につながりました。
クオリティの高い作品が作りたい
あとは趣味でもクオリティの高い作品が作りたいと言う人。
そんな人はPremiere Proをどんどん触って機能を使いこなすようになるといいでしょう。
動画編集をお金をかけてもいい趣味だと捉えている人ですね。
まぁそういった人はパソコン本体とかプラグインとか色んなところで出費してしまう事があるので気をつけましょう。
気づいたら沼にハマっている可能性あるので…。
Premiere Proをオススメしない人
ここまで色々とPremiere Proについて解説してきましたが
Premiere Proをオススメしない人を改めて言うとこんな人たち
- 動画編集で仕事をしない
- 動画編集は趣味でやっている
- 実写素材の動画編集を行わない
高いソフトなので仕事にしない動画編集ならPremiere Proはやめておきましょう。
趣味でやるにも少々高い。
とは言えカメラを趣味にしている人はPremiere Proが10年使えるぐらいの金額のカメラやレンズを使ってる人がいっぱいいるので、趣味でもいいのかも。
私は趣味でやるならオススメしないです。
あと1つ補足として実写素材の動画編集を行わない。
つまりアニメーション制作をする人はPremiere Proをオススメしません。
Premiere Proは実写素材の動画編集に長けているのでアニメーション動画編集するならVyondやRenderforestやAnimakerを使った方がいいです。
Premiere Proの代わりになる無料動画編集ソフト
動画編集を趣味でやりたい
フリーソフトはないの?
そう考えているあなたのためにPremiere Proの代わりになる無料動画編集ソフトを紹介します。
動画編集を無料でやるならこのソフト!
Windowsなら
AviUtl
Macなら
iMovie
有償版もあるけど無償版でも高性能
DaVinci Resolve
ちなみに有償版だと以下の機能が使えます。
- 4K出力
- 18種類のResolve FX
- ノイズリダクション
- HDRツール
- 複数のGPU
- 複数のResolve FX
- インターレース解除
- コラボレーションツール
- カメラトラッカー
- モーションブラーエフェクト
- 3Dステレオスコピックツール
- リモートレンダリング
- 外部データベースサーバー
なんのこっちゃって人は無償版で十分ですね。
他にも有償版と無償版がある動画編集ソフトがあるんですけど
書き出しにウォーターマークが乗ったり
エフェクトが有料だったり
当然ながら体験版でしかない…。
DaVinci Resolveは無償版でもかなり使えるのでオススメですよ。
オススメしないけどPremiere Proを使うなら格安で
動画編集の仕事をしないならPremiere Proはオススメしません!
動画編集でお金を稼ぐのでPremiere Proを使います!
と言う方は少しでもお得にPremiere Proが使えるライセンス付きオンラインスクールをどうぞ。
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