「動画編集するのにどんなパソコンが適している?」
これから動画編集を始める方は気になるところではないでしょうか。
私も動画編集の仕事をしているので、知人からもオススメのパソコンを尋ねられることがあります。
動画編集と言っても4K素材をバリバリ編集する人に適したものと、CG制作もやりたいという人に適したものと、YouTube向けの動画編集をする人に適したものでは変わってきます。
最近増えたYouTube向けの動画編集をする人に適しているパソコンはいくつかあるのですが、デスクトップ型のパソコンを購入するとなるとモニターも揃えないといけないので、モニターと一体型のiMacはとても便利です。
実は私も自宅でiMacを使用しているんです。
メインPCはWindowsですが、サブPCで購入したiMacもかなり使用頻度は高いです。
今回は私も使用している「iMacでの動画編集はどうなのか」ということをお伝えします。
動画編集がしたいけどパソコンをどうしようか迷っている
iMacで動画編集ってスペック的にできるの?
といった方はこの記事を参考にしてみてください。
iMacで動画編集
私が使用しているiMacは以下のスペック
27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル
システム構成:
3.6GHz 8コア第9世代Intel Core i9プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大5.0GHz)
32GB 2,666MHz DDR4メモリ
3TB Fusion Driveストレージ
Radeon Pro Vega 48(8GB HBM2メモリ搭載)
¥ 427,300
標準モデルよりも多少はスペックを上げています。
価格はそこそこしますが、動画編集するならこのぐらいのスペックは欲しかったのです…。
具体的にはCPUとメモリを上げています。
それだけで標準モデルの1.5倍ぐらいのお値段になってしまっていますがね。
動画編集に適したスペックなのか?
動画編集に適したパソコンのスペックは
CPU:Intel Core i 7
メモリ:16~32GB
グラフィックボード:「GeForce」「Quadro」
ストレージ:500GB以上
というのが簡単な目安です。
ちなみに最近はIntelのCPUでなくても「AMD Ryzen」がコストパフォーマンスに優れています。
標準モデルのiMacだと、動画編集をするには少し物足りないスペックなんです。
- CGソフトを使わない
- 4K素材を扱わない
といった条件であれば動画編集は標準モデルでも出来ますかね。
iMacで動画編集 ここが良い!
パソコンとモニターと揃える必要がないので楽
初心者はパソコンとモニター選びが難易度高すぎるので一体化になっているのは助かりますね。
モニターの金額も意外とするものです。
パソコンとモニターを合わせて購入すると思ったより出費することも…。
AirDropが使える
私はiPhoneユーザーなのですが、iPhoneで撮影したもののパソコンへの取り込みがAirDropで簡単に出来ちゃうんです。
最近のiPhoneはカメラも高性能ですから、基本的な撮影はiPhoneでも問題なし。
YouTubeにも十分な画質の動画が撮れますから、是非活用してもらいたいですね。
もちろんMacBookやiPadでも使えます。
AirDropは本当に使えるので活用すると良いですよ。
iMacで動画編集 懸念点
CGやるにはスペック不足【After Effects】
仕事柄、After Effectsというソフトをよく使うのですが、プロジェクトによっては動作が重たくなることも…。
2Dアニメーションぐらいでは問題ないのですが、3Dでライトやカメラを使おうとすると少し重たいんですよね。
私のでもスペック上げているので、標準モデルだとかなり厳しいかもしれません。
今時の動画編集はモーショングラフィックスとビジュアルエフェクトはAfter Effectsが必須ですから、After Effectsが不自由なく動かせるぐらいのスペックは必要になってくるかと思います。
でも2Dアニメーション、モーショングラフィックスぐらいは問題ないですよ。
以下のような動画は作成するのに問題はないですね。
iMacで動画編集 総評
YouTube向けの動画編集なら問題なし
- 4K素材なんて滅多に扱わない
- CGをメインに作業することはない
という人はiMacで十分なんじゃないでしょうか。
むしろデザインや機能的にはWindowsも使う私でもiMacはかなりお気に入りです。
WindowsのPCはCGメインの時だけで基本的な動画編集は最近iMacで行っています。
YouTubeの編集も当然iMacで行ってます。
ただ標準モデルだとどうしてもスペックが足らずにフリーズしてしまうことも考えられるので、出来る限りCPUとメモリは上げておいた方が良いでしょうね。
コストパフォーマンスから言えばWindowsのBTOパソコンを購入する方が良いかもしれません。
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