今回はワープ系の背景素材の作り方です。 何かと使える素材なので、自分でも作ってみると良いですよ。
STEP1.ワープ用の素材を作成
新規コンポジションを作成して1920×5000の縦長のコンポジションにします。 新規平面にフラクタルノイズで縦長の模様を作成
エフェクト/ノイズ&グレイン/フラクタルノイズ
項目は画像を参考に
そして
エフェクト/スタイライズ/モーションタイル
ミラーエッジにチェックを入れてタイルの中心にキーフレームを打って縦に流れるアニメーションを作成します。 一つだけでも良いですが、フラクタルノイズの数値をいじったものと、セルパターンで作成したものと複数パターンを今回は用意しましょう。
この時ですが、あとで素材を円柱の形にするのに上手く繋がらない場合があります。 そういった場合はオフセットを使用して繋ぎ目ができない等にしましょう。 オフセットで横位置をずらして、つなぎ目部分はレイヤーを複製してマスクでボカして合成すると簡単です。
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-16-3.11.46.png?resize=960%2C720&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-16-3.11.55.png?resize=956%2C720&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/goldeza.com/wp-content/uploads/2020/06/スクリーンショット-2020-06-16-3.12.06.png?resize=960%2C720&ssl=1)
STEP2.CC Cylinderでワープ状に
新規コンポジションを1920×1080で作成します。 そこにワープ用に作成したコンポジションを入れて
エフェクト/遠近/CC Cylinder
を適用します。 このCC Cylinderはコンポジションを円柱状にしてくれるエフェクトになります。 Rotationのxを90度回転させれば円柱状を覗く形になるのでワープゾーンを高速で駆け抜けるような映像が簡単に作れるんですね。 3パターン作成したので加算で合成。 一番下には4色グラデや中央にフレアをたしています。 あとは色調補正したりグローをかけたら良い感じの背景素材になります。 なんかアニメでみたことあるような奴ですね…。
デジタルワープ系の背景
ワープ用の素材をデジタル系にするだけでもかなり良い感じに。 今回の素材はフラクタルノイズのブロックやシェイプレイヤーで作成しています。
フリー素材ダウンロード
今回の作例はフリー素材としてダウンロード出来るようにしています。