今回はよくあるエフェクトの一つ
煙エフェクト この作り方を解説します。 アニメ風の煙エフェクトは最早シェイプレイヤーで描いてしまったほうが早くて見栄えがするのではないかと思いますが、
今回はアフターエフェクトの標準エフェクトでの作り方を解説します。 今回は2通りの作成例を見ていきましょう。
CC Mr.Mercuryで作成
使用するのは
CC Mr.Mercury このエフェクトは水系の表現に使用する事が多いかと思われるエフェクトですが、アニメっぽい表現なら煙エフェクトにも使用出来ます。
Birth RateとBirth Sizeにアニメーションのキーフレームを打ち
煙のような表現にできます。
Birth Rate: 0F=11 4F=0 Birth Size: 0F=0 15F=5 これだけでも良さそうですが、複製してDirectionとProducerを変更して重ねて見ましょう。
これだけでも簡単に煙っぽくなりました。
CC Particle Worldで作成
シェイプレイヤーで煙の形を作り
CC Particle Worldで煙のシェイプが広がるように設定します。
テクスチャに作成したシェイプを適用する形ですね。 シェイプレイヤーで作成するものは形違いのものを2つぐらい用意しときます。
それをコンポジション内に非表示で置いておき
CC Particle WorldのParticleでTextured〜にしてからTexture Layerで先ほど作成した煙の形のレイヤーを選びます。 Texturedが使えればいいのでDiscでもSquareでも構いません。
Birth Rate: 0F=5 4F=0 Birth Rate: 0F=1 4F=0 テクスチャとBirth Rateが違うものを重ねました。
まとめ
レイヤースタイルのシャドウ(内側)でグレーのシャドウを入れると、よりアニメっぽい表現になりますよ。 あとアニメっぽい表現の時は
ポスタリゼーション時間を使用してみましょう。
コマ落ちがアニメっぽく感じたりします。 今回作成した2通りの煙素材を組み合わせると以下のようになります。
テロップの演出などで使えそうなエフェクトですね。
仕事ではシェイプレイヤーで煙を書いて作成したりもするのですが、汎用性のある煙素材も一つあると便利ですね。
簡単に作成出来るので是非やってみてください。フリー素材ダウンロード
今回の作例はフリー素材としてダウンロード出来るようにしています。
とは言え、簡単に作成したものですので、もう少し凝ったものを自作するのをオススメしますよ!