Premiere Proで編集する時に全画面で確認していますか?
デスクトップでモニターが複数ある人はいいですが、MacBookなどノートPCで編集している人は全画面での確認をしていないのは結構まずいです…。
なぜなら小さい画面での動画チェックは見落としが多いからです。
趣味や個人制作なら問題はないですが、動画編集でお金を貰っている人は編集時にしっかりとチェックしてから納品するようにしないと納品事故に繋がりますからね。
この記事では、動画編集初心者の方やPremiere Proでの編集がまだ不慣れな方に向けてPremiere Proのプログラムモニターを全画面にする方法を紹介します。
プログラムモニターを全画面にする方法
- フレームを最大化
- フルスクリーン表示の切替
- 外部モニターに表示【ビデオデバイス】
アクティブフレームを最大化
プログラムモニターがアクティブになっている時に
- ウィンドウ/フレームを最大化
- ショートカットキー【@】
で全画面表示になります。
他にもショートカットで
カーソルがあるフレームの最大化
といった項目もありますので好みでショートカットキーを変更すると良いでしょう。
フレームを最大化でプログラムモニターが最大化された場合はプログラムモニターに表示されているものも含めて最大化されるので定規やガイドも一緒に全画面で表示されます。
※定規とガイドの表示は 表示→定規を表示/ガイドを表示
フルスクリーン表示の切替
ショートカットキーでフルスクリーン表示の切替を設定しましょう。
プログラムモニターを最大化する時と違い、余計な物(定規やガイド)は全画面表示されません。
デスクトップPCでモニターが2つ以上の人はプログラムモニターのドッキング解除してPremiere Proが表示されていないモニターでフルスクリーン表示に変更して編集しても良いかもしれません。
その辺は好みですね。
外部モニターに表示【ビデオデバイス】
デスクトップPCでモニターが2台以上ある人やノートPCで外部モニターに接続しながら編集している人に可能な方法です。
環境設定/再生
からビデオデバイス内に表示されている外部モニターにチェックを入れるだけ。
それだけでPremiere Proで編集する際に外部モニターにプログラムモニターに表示される映像が外部モニターにも表示されます。
これまで紹介してきた方法と違ってプログラムモニターと同時に全画面表示で見れるという事なんですね。
プロの編集の現場だと常に全画面で表示しながら編集しているものです。
マスターモニターといって高性能で基準になるモニターなのですが個人で購入するにはかなりお高い…。
マスターモニターまで行かなくても本格的に動画編集するならEIZOのモニターぐらいは持っておきたいところですね。
Premiere Proの全画面表示が戻らない そんな時は
Premiere Proの全画面表示が戻らない
そんな状況に焦った経験はありませんか?
そんな時の原因でよくあるのが
意図せずショートカット「@」を押してしまった
大体これです。
焦らずに「@」を押してみましょう。
それでも戻らない時は
ウィンドウ/ワークスペース/保存したレイアウトにリセット
こちらの手法を試してください。
それでも戻らない場合は外部モニターに表示の設定で
Premiere Proの編集画面と同じモニターに全画面表示設定をしている場合があります。
環境設定/再生
こちらを確認してビデオデバイスのチェックを外してみましょう。
まとめ
プログラムモニターを全画面にする方法
- フレームを最大化
- フルスクリーン表示の切替
- 外部モニターに表示【ビデオデバイス】
プログラムモニターを全画面にして編集をしていくことはミスを防ぐことに繋がります。
芸術関係でよく言われますが
「神は細部に宿る God is in the details.」
細部にこだわる編集をするためにも作業環境は整えましょう。